ジャックのわくわく探求ブログ

タイ生まれミャンマー育ち純日本人のジャックです。

【本紹介】伝わるWEBライティング

どうも、こんにちは、ジャックです。

目次

 

今回ご紹介する本は「伝わるWEBライティング」

伝わるWebライティング -スタイルと目的をもって共感をあつめる文章を書く方法

伝わるWebライティング -スタイルと目的をもって共感をあつめる文章を書く方法

 

まず初めにお伝えしなければならないことがあります。

それは、本書は横文字が多く、恐らく英語をそのまま日本語に翻訳しているため読みづらい読み物になっていることです。

下記はAmazonレビューの一部抜粋です。

 

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Amazonレビュー参照

 

他にも本書は「最高」「最強」といった誇張する表現をWEBライティングでは控えるようにアドバイスしている中、序章で「本書より優れた導き手などあり得ないでしょう」と遠回しに自分たちの書籍が「一番」だと言ってしまっています。

 

矛盾も生じている本書ですが、読み進めていくとライティングの基礎から、文章でおもいやりを伝えるといった読者の共感を得る書き方を具体的に取り上げています。特に文章に感情をのせて書く大切さが伝わり、役に立つ部分も多く見られます。

なぜ文章におもいやりが必要なのか?

おもいやりは相手の状況や立場に応じて使い分ける必要があります。例えば、ブログであれば気楽な内容でも構いませんが、クレーム対応では丁寧な受け答えであるべきでしょう。冗談めいた言い方は相応しくありませんし、状況に応じて言い方を変える必要があります。本書では「各コンテンツタイプの目的を理解して、読者にふさわしく役に立つ書き方で書くよう」を勧めています。

書いたものを声に出して読む

書き始める前と書き終わった後に声に出して読んでみましょう。自分が書いた文章を音読すると、内容をぐっと良くすることができますよ。例えば、ブログのプロフィールを書くとしましょう。その時に、「このブログは何を目指しているのか?」といった質問に答える形で、声に出して文章にしていくのです。ボイスレコーダーを使ってもいいでしょう。音読で完成した文章は会話調で、読んでいても親しみのある文章が出来上がっているでしょう。

 

下書き後の音読で不自然な文章を削り、文章の完成度を高める。完成度の高い文章を作るには、会話では言わないであろう構文やフレーズを消していきます。本書ではこの作業を「ヒューマンチェック」と呼んでいます。「何だかしっくりこない」「そんなことは言ってはダメ!」という箇所があったら、一度書き直してから、また声にだして読んでみましょう。満足できるまで、修正と音読を繰り返すのです。

マーケティング原則とは?

他にもマーケティング原則、わかりやすさを最優先、メリットを前面に押し出す、読者に役立つものを、大事なものはメッセージ、と技術論と精神論の両側からマーケティングを分析し紐解いた一冊となっています。詳しくは141ページからマーケティング原則の内容を読み進められます。

まとめ・どういう方にオススメの書籍か!

どうしても読みづらさが残る一冊ではありますが、WEBライティングに精通した著者2人が展開する本書の内容からは読者視点の大切さと思いやりをもって文章を書く重要性が伝わってきます。どうしたらその視点から文章が書けるのか気になる方は本書を手に取ってみてもいいのではないでしょうか。

 

伝わるWebライティング -スタイルと目的をもって共感をあつめる文章を書く方法

伝わるWebライティング -スタイルと目的をもって共感をあつめる文章を書く方法